2018年MERIDA(メリダ)の販売店(MGD)向け新製品発表&試乗会に行って来ました。
2018年の目玉はやはりフルモデルチェンジしたREACTO(リアクト)。フレームのラインナップはブレーキとカーボン素材のレベルで、「リムブレーキのCF4」「リムブレーキのCF2」「ディスクブレーキのCF4」「ディスクブレーキのCF2」の大きく4種類。すべてのフレームがモデルチェンジした。
変更点は
- フレーム単体の形状とカーボン素材の造りこみの見直しによる軽量化
リムブレーキのCF4フレームに関しては前モデル1250gから1010gになり250gの軽量化、更にフロントフォーク・シートポスト・ヘッドセットなどを軽量化しフレームセットで335g(前モデルから18%の軽量化)になっている。
- 洗練された空力性能
新UCI規定に合わせたシートチューブ形状の見直しやVISION METRONコクピットの採用、ヘッドチューブのスリム化などなどで時速45kn/h時に約8Wの空気抵抗を削減。しかし風洞実験の結果1Wにも満たない特殊ブレーキの採用や過度なワイヤー・ホース類の内蔵化はせずに車両価格の上昇を抑えながら、ブレーキ性能を重視しメンテナンス性の向上に重きを置いている。
- 快適性の向上
エアロ形状のシートポストは乗り心地という点で問題大です、新S-FLEXシートポストは乗り心地と軽量化を実現しています。
まだまだたくさん説明を受けましたが、以上3点が大きく変わった点になります。
試乗は4種類のリアクトフレームと比較の為スクルテューラも乗りました。結果、一番良いなと思ったのは新リアクトのCF4フレーム。完成車ラインナップでは「REACTO TEAM-E」
と「REACTO DISC TEAM-E」「REACTO 8000-E」
今回のコースは平地の無いアップダウンの連続コース。空力は実感出来なかったが登坂時の踏み込み時やダンシング時はスクルテューラよりも反応が良くて軽く感じました。乗り心地も自分の乗っているエアロフレームとは比較にならないくらい良いです!まとめて言うと「空力性能が更に向上した登れるオールラウンドロードモデル」でしょうか?
いいな~ほしいけどな~新しくしたばかりだしな~・・・
もう一つ良いな~と思ったのがグラベルロードSILEX(サイレックス)。純粋なロードモデルではなくMTBのジオメトリーに似た形状のフレームでカーボンモデルでも舗装路ではもっさりした走りですが、未舗装路ではシクロクロスより乗り心地も良いし専用設計のタイヤも食いつきGOOD!
フロントシングルですがリヤのスプロケがでかくて登りでも快適。ゆっくり舗装路をロングライドして林道を登って峠を越えてサイクリングを楽しみたいなんて時に最高だと思いました。
また前三角の前方が大きく上に伸びているので前三角内にバックを取り付けてもボトルが脱着出来ます。更にボトルケージの取り付けダボがダウンチューブ下やフロントフォークの左右にもあって合計5か所にボトルケージが取り付け可能。
大きなキャリアやバックを付けない「バイクパッキングライド」でキャンプや野宿をしながらツーリングするのに最適な1台。なんか新しい自転車の遊び方が出来そうな自転車です。楽しそう!
今年からチームカラーがランプレからバーレンメリダプロサイクリングチームに変更。ブルーベースでレッドのさし色そしてゴールドのラインが実物を見ると更にカッコいいです!リアクトの完成車はアルミモデルからハイエンドのチームモデルまでほぼ各グレードでバーレンメリダカラーがあるのでビギナーの方からベテランの方までバーレンメリダカラーが選択出来るのは良いなと思いました。
是非お早めにご予約してくださいね。