今週の連休に近所のキャンプ場に自転車で冬のソロキャンプに行って来ました。
前々から行こうとは思っていたのですがチャンスが無くとうとう冬になってしまいました、でも冬のキャンプも楽しそうと思い決行。
今回の目的は贅沢にもひとりで焚き火で肉を焼きながらゆっくりひとり飲みを楽しむ、朝は淹れたてのコーシーを飲みながらまったりする!のふたつ。
20代の頃にオートバイで散々ソロキャンプしてましたが30年前のソロ装備なのでほとんど老朽化していて使えそうなものは数少なく足りないものを少しづつ揃えました。
その総重量、自転車を除いて約12.5kg。今回使用したメリダのSILEX6000を含めると20kg以上!普段メインで使っている自転車の約3倍です。
いったいこの重量で走れるのか?またこれだけの装備を積むことが出来るのか?
早速積み込み開始。積み込むためのバック類はフロントバック、大きなサドルバック、フレームバック、フロントフォークの左右に付けられたケージに乗せる2つの防水バック、あとは17Lのバックパックの6か所に分散して積載。
結果。積み込む事は出来ました、しかも少し余裕あります。でも途中で食材買ったりするので余裕も必要でした。
午前10頃に出発。目的地のキャンプ場は袖ヶ浦市の「森のまきばオートキャンプ場」距離は27~28kmくらいです。
今回使用した自転車は2018メリダのSILEX6000。ロングツーリングに向いているグラベルロードで、大型のフロントバックも取り付け可能なロングヘッドチューブとフロントシングルスピード&油圧ディスクブレーキ。カーボンフレームの形状もアップポジションで乗車出来、フレームバックを取り付けてもボトルが使える形状になっています。
12kgの装備を積んで走った最初の印象は「重い」ではなく「安定してる」でした。スプロケのギヤ比も重積載に対応したギヤ比になっていて、タイヤも35Cのグラベル用のワイドタイヤでハンドリングも適度に抵抗がありハンドルとフロントフォークに積んだ荷物の重さでふらつく事はありませんでした。きっと細いタイヤでクイックなハンドリングのロードバイクだと荷物の重さでふらつくと思います。
さすがに登り坂はゆっくりしか走れませんが平坦路は重さがある分惰性で進んでくれます。今回は距離が短いので快適に走れましたが、100km~や200km~と走行距離が延びれば疲労度を含め印象が変わってくるかもしれません。
到着した森のまきばオートキャンプ場ですが入口の手前300mが激坂!ここが一番きつかったです!
激坂を登りきって息を整え受付完了。元牧場だったフリーサイトはすり鉢状の広い草原で気持ちよさそうな雰囲気。平日の冬なのに意外とたくさんのキャンパーが来てました。ちなみに自転車は自分だけでした。
そんなに風の強い日ではありませんでしたがいちを風向きを考えてサイトの場所決定。
荷物を降ろして設置完了。ソロ装備はあっという間に設置できます。薪と足りない食材を買って帰ってきたらあっという間に日も暮れて寒くなって来ました。
焚き火に火をつけて早く一杯やろう~!
白い息を吐きながら凍える前になんとか焚き火も着火完了、ひとりのみスタート。
肉を焼いて熱燗温めてゆらゆらした炎を眺めながらのんびりひとりのみ、最後は汁物欲しかったので買ってきた冷凍なべ焼きうどんで締めて終了。
いい感じで寝袋に潜り込んで就寝しました。
何時になったのか途中で寒すぎて起床。おそらく外はマイナス2度、それから寒くて眠れずシングルバーナーでテント内を温めて寝落ちする前に消そうと思いましたがガスボンベが先にご臨終。
だいぶ暖かくなったのでそのまま朝まで就寝。
朝は二つ目の目的。淹れたてのコーシー飲むために再度焚き火再開。
今回は簡単に淹れられるドリップパックにうちで挽いてきた粉を入れて持参、いつもの豆でいつものコーヒーを広いキャンプ場の草原眺めながら楽しむことが出来ました。
寒くなる前に帰りたいのと撤収にどのくらい時間が掛かるのか解らなかったので早めに撤収開始。
昼過ぎにキャンプ場を出て家路に着きました。
初のバイクパッキングのソロ冬キャンプ。普段はひとりで何もしないでのんびりまったりする時間なんてそうそう無かったのでゆっくり時間を過ごすことが出来ました。
設置や撤収に火起こしや寒さ対策など課題も見つかったのでもう少し要領よく出来ればもっと快適にのんびりできる時間も増えたんじゃないかと思います。