先週の土曜日の朝に出発、前泊して日曜日に富士スバルラインで開催されるMt富士ヒルクライムに参加してきました。
コロナによる自粛で2年ぶりの本格開催。昨年は開催予定だったサイクルイベントが軒並み中止になり富士ヒルもエントリーはしたもののコロナの状況によっては中止もやむを得ないと思いながら出発当日を迎えました。
久々の遠征で前日どんな段取りだったか?も忘れてましたがとりあえず会場に行く前に地元の吉田うどん(手打うどん 麺許皆伝)で昼食を済ませて会場へ。
今年の出走者数は公式ホームページによると4726名、2019年までは1万人規模で開催されていた富士ヒルだったので会場はすいている印象、ブースも少なくで閑散としていました。
しかし、のんびりとした雰囲気で受付もスムーズで自分はこのくらいが良いかなとも思いました。
コロナに対してももちろん様々な防止対策をしていました。
- 5/23から当日までの体調チェックシートの提出
- 当日の会場入場時に体温チェック
- 給水ポイントは無し
- 各グループのスタート時間を30分間に設定、その間で各自のタイミングでスタート
- 五合目が密にならないように、ゴール後すぐ下山出来る体制
- 下山後会場に寄らずに各自解散
なるべく参加者が集まらないように対策を講じていました。
宿はいつもの吉野荘。相変わらず美味しい夕食とご対応、内外装も改装されて綺麗になっていました。
翌日は朝5:30に宿を出発。駐車場はスタート会場にいちばん近いドギーパークだったので会場までは自転車ですぐ。アクセス良くて助かりました。
以前はみんな同時に会場に向かっていましたが、今年は準備を整えて各自のスタート時間に合わせて各々が駐車場を出発。そのせいかスタート時間の早いグループの参加者ほど会場に近い駐車場が割り当てられていたように思います。
時間よりちょっと早めに会場に出発、会場に入ってすぐに体調チェックシートの提出と検温。OKならヘルメットのゼッケンにシールを張ってくれて出走することが出来ます。
スタート地点ではスタート時間のグループ参加者が集まっていて各自のタイミングでコースに走っていきます。写真を撮ったり仲間同士でスタートしたりとここでものんびりした雰囲気で良かったです。
コースも一斉スタートではないので混んでいなくて自分のペースを維持しながら走ることが出来ました。
駐車場に着いた頃からパラパラ降っていた雨がコース後半あたりから本格的に降ってきてすっかりウエット路面に。五合目に到着した頃は土砂降りで体温も気温も下がってきたのでレインウエアに着替えて急いで下山。
下山は寒くてブレーキも効かないので手が痺れて感覚が無くなり危険なのでゆっくり下山。途中雲の中に入って視界も全く効かず更にスローダウン。
我慢の下山を終えて直接駐車場へ到着。濡れたウエアを脱ぎ捨て急いで着替えやっと寒さから解放されました!
メンバーのひとりがパンクして五合目からバスで下山する事になったので交通規制解除と同時に会場へ迎えに行きました。会場では5台のトラックから自転車を降ろしていて、話によると今年はバスで下山する参加者が多かったらしくバスの中は満員だったようです。
確かに最終グループの最終スタート時間とフィニッシュ地点の制限時間まで1時間45分しかないので間に合わずリタイヤした人はたくさんいたんだろうなと想像できます。
メカトラブルで意気消沈のメンバーをピックアップしてなるさわの富士眺望の湯 ゆらりですっかり晴れて全容を見せてくれた富士山を眺めながら風呂に入り、ほうとう蔵 歩成で恒例のほうとうを食べて千葉に帰りました。
会場の富士北麓運動公園の陸上競技場に2年ぶりに到着した時は懐かしい思いと本当に開催するんだ!と実感。
本当はこんなことを言ってはいけない状況ですが、コロナ後の富士ヒルの開催でサイクルイベントの自粛が一段階和らいだ瞬間なのかなと思いました。