3月の第3日曜日、今月の走行会は予定していたSRC南房総グランフォンド3000を開催しました。
いつもの君津市西坂田のセブンイレブンには12名が集まり予定通り午前7時にスタート、長い一日の始まりです。
天気は最高!気温もまずまずでサイクリングにはもってこいの一日。コースは前回試走した時3000mに足りなかったので梨沢峠と法明から大崩に向かう登りをプラスしました、予定では距離170kmで3120mほど登ります。
今回、フルコースを走った事がある人は0人、自分も前回試走時の旧コースは走りましたが登りを追加した今日のコースは走った事はありません、もちろん今回参加したメンバーはコースの部分的には数日前から走っていましたがすべてを一気に走った事は無いようでほとんどの参加者がスタート前からどこでリタイヤしようかと随分弱気です。
確かに未知の獲得標高で自分がどうなるのか?解らない事で弱気になるのは解りますがメンバーの走力からしてそれほど心配しなくてもいいと思います。県外の各グランフォンドイベントの獲得標高が大体2500m前後それに比べると620m程多く登りますが県外のグランフォンドの様に2つか3つ登れば2500mに達するのと違い千葉県内は高い山が無いので9つ登ってやっと3000m登ったり下ったりの連続で休める場面も多いので完走出来るのでは?と思います。
一つ目は鹿野山福岡口。斜度も低いので楽に登れるのですが・・・みんなセーブしまくりでゆっくり登っていたつもりがみんな付いてきません( ^ω^)・・・神野寺のあずまやで予定通り最後のメンバーが到着してから5分休憩。更和のセブンイレブンまで下ります。
更和のセブンイレブンで10分休憩。今回のコース、メインが山なのでコンビニが在りません!この先70km先の鴨川までコンビニがなくその間1000m以上登ります。ここでしっかり補給して途中の補給のため買い込んでおかなければいけませんでした、が・・・
ここから梨沢・法明と2つほど距離は短いですが斜度のきつい登りが続きます。今回のグランフォンドは時間制限を設けず3000mを登りきることが目的なので登る手前と登り切った頂上付近で短い休憩を入れながら進んでいきました。
法明を登り切って佐久間ダムへ。今の時期佐久間ダムは見頃の花もなく閑散としていました。ここで10分休憩。
佐久間ダムを出発する前、補給が万全でなくエネルギー切れになってるメンバーが居て急遽嶺岡林道に入る前に地元の商店で補給物資調達!
これから鴨川まで愛宕山経由で嶺岡林道を走りました。嶺岡林道は勝山からグッと登りその後はアップダウンの連続、長い登りはないのですが斜度の強い短いアップダウンが連続して変速を怠って重いギアを選択して登っていくと意外と走力を削られてしまいます。注意
白石峠手前でパンク発生、思わぬ休憩で嶺岡林道で足を使ってしまったメンバーに笑顔復活!
愛宕山を下り酪農の里へ、ここでちょっと長めの休憩。みんな笑顔消えてますよ~(-_-)
午後1時、ここで補給の差が出てしまいました。鴨川のコンビニまで頑張りましょう。
酪農の里を出発、嶺岡林道最後の登りを登ってパラグライダー練習場からの絶景。
鴨川のエイド。ローソンに到着~!ここで待ちに待ったお昼ご飯で~す。みんな空っぽになったエネルギーを十分補給。しかしここで1名リタイヤ。
しかししかし!スタート時弱気だったメンバーが多かったので鴨川でリタイヤって多いのかなと思っていましたが残り11名は引き続き後半に臨みます。頑張りましょ~
鴨川で元気復活!スタート時はみんな笑顔が戻ってきました。清澄の登り終盤でパンク休憩2です。
パンク修理中、この隙にも残りの登りに向けて足をマッサージ!
清澄を下ってやっと君津に帰ってきました~、亀山から三石山を登り頂上で休憩、途中三石山の入口で集合ショートカットするメンバーいるかな?と思いきや誰も居ません。酪農の里の疲労感からして心配していましたが鴨川の補給でみんな相当復活!やっぱり補給って大事ですね~モチベーションまでアップしています。
さて、三石山を下って最後の補給地点。片倉のミニストップです、ここですっかり夜に突入。全員ライト点灯して暗闇の香木原林道へ。
ライトの準備もまちまちで夜間走行を想定していなかったメンバーは「ホタルノヒカリ」他のメンバーライトを頼りに走ります。今回は大勢で走ったので街灯もない山中の林道を走っても安心して走れましたがこれが一人だったらと思うとゾッとします。
暗闇の香木原林道を抜けて三島湖到着。いよいよ最後の鹿野山に向かいます。ここで暗いライトで事故の不安を感じ1名リタイヤ。10名で最後の登りです。
予定よりかなり遅くなってしまったので今回は最後の登りを登ってマザー牧場でゴールと変更。最後の登りは惜しむように噛みしめながら登りもう少しと言うところで工事で出来た砂山が道路を塞いでいます。事前に聞いてはいましたが暗闇の中での障害物はちょっと大変でした。砂山の横にある隙間をみんなで自転車リレーで運びながら一人づつ通過。ここでもみんな一緒で良かった~!!
やりました~完走!!マザー牧場入口に到着しました。
スタート時のテンションだとゴールに到着するのは数名のサバイバルサイクリングになるかな?と思っていましたが結果12名中10名が完走。大きなトラブルもなくみんな無事に完走できて良かったです。
今回、普通のロングライドと違い登りの多い負荷の高いサイクリングでツクヅク補給の重要性を実感しました。またコースを習熟して補給やペース配分などの走行マネージメントをしっかりして臨むことも大事だなと思いました。
それから、思いがけず夜間走行を体験。8月の300kmは夜間走行必須!今回の体験を基に装備や走り方など考えてもらえれば良いなと思います。